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Nakamura Yuki BLOG

油画作家 中村友紀の展示、制作、趣味の話。日々思うことなど。

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NEW ART FOR THE SPACE 終了しました

NEW ART FOR THE SPACE、本日搬出でした。

grcolle-etude3.jpg
購入していただいたこの作品は撮り納め。
個展より少し加筆したのでまたHPにアップしなくちゃ。

点数も少ないし、すぐに梱包完了。
gr-colle-finish.jpg



今日、来て頂いた方に、ポートフォリオの作品を含め「全体的にユーモアがある」という感想を頂きました。



ユーモア・・・

初めて言われたのですが、すっごく嬉しかったです。
ポートフォリオの食べ物の「飾」シリーズに関しては皮肉で意地悪とも。
これもまた初めてで新鮮でした。

確かに食べ物のシリーズはそうかも。

「皮肉で意地悪」は自分に向けられたもので、つまり自虐的な部分がありますね。
食べ物を描いてた時は、今よりずっと尖ってたし、長い思春期だったな と今では思ってます。

「飾」シリーズに関してこういう感想をお持ちのこの方は、きっとどこかしら私に似た感覚を持っているのでしょうね。



でも、先日の記事でも書いたように、私の作品は、どこか恐怖とか負の感情が根底にある作品。

それなのに、ユーモアがあると受け取ってもらえるとなると、なんだか私の嫌だった事とか悲しみだとかが 一気に浄化されて肯定されていくような感じがしてひたすら嬉しかったです。


でも、自分で、こうだ!って思って描いてる作品でも、描き終わっちゃったらもう絵は見た人のものなのだと思います。
だから、どう捉えてもらってもいいんです。
というより、見た人に自由に感じてもらえる事が気づいてもいない自分を知る事ができたりして私にとってとてもプラスな事なのです。


描いた絵は私の分身みたいなもので、それに関して絵を見た人がその印象とか感想とかを言うのは、そのまま私に対する評価や感想のような気がします。
それによって自分の気づいてないような自分を知ることができます。


自分のことって把握しつくしてるようで、結構知らないものです。
知りたくない部分とか目をそむけたくて見ないようにしている部分もきっとあると思います。
もちろん知らなかった魅力とか良いところもあるだろうし。

それを絵を見た人に指摘してもらえるというのは、なんというか、心理療法に近い感じがしてます。
絵の捉え方に、合ってるとか間違ってるとかはなくて、見た人が感じた事全てが 私のある側面の真実であり、現実なのだと思ってます。



と同時に絵は見た人を映す鏡のような気もします。
同じ絵でも人によって様々な捉え方があって、その感想は言った人自身を表しているような気もする・・・


ということは、それは私と絵を見た人の共通点ということになるんですかね。
うーん。わからなくなってきた。
でも、自分の作品でも人の作品でも作品に関してお話しすると、深くお互いを知れるような気がします。
それはとても楽しいし興味深いことです。



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