fc2ブログ

Nakamura Yuki BLOG

油画作家 中村友紀の展示、制作、趣味の話。日々思うことなど。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

VOCA展2013終了しました

先月3/15〜30に上野の森美術館で開催された[VOCA展2013]が無事終了しました。
お越し頂いた皆様、どうもありがとうございました。

出展作品の写真です。
1RIMG04861.jpg
「その光は、あたたかく満ち溢れ、全ての人を照らしている」
1200×2400mm 油彩・パネル

2RIMG04881.jpg
アップ

3RIMG04771.jpg
側面

4RIMG04741.jpg
展示風景


出せる限界まで出して制作してみた結果、たくさんのことに気づけました。
テーマをより誤解なく伝えるために、大きく方向転換したいところや、強化したいところ、などです。
あと、体力不足・・・!今年は体力をつけつつ、制作します。筋トレします。
本当にまだまだですが、今回の制作を活かして次に進めたら、と思います。


あと、出展して初めて気づいたんですが、長いタイトルの人が多いんですね。
見てる人も、何??流行ってんの〜?とか言ってました。
私としては、流行っているとは露知らず、お洒落感覚でもなく、思いの丈を全部ぶち込んだら、長くなったんですけど、要まとめですね!
結果としてダサい感じでなんか歯がゆいですが、これも次に活かします。





ここで、最近知った言葉ですが、私の制作動機ととても近いものをひとつ!

その絵を見ていると邪念の起こらない、またよこしまな心を持っている人でも、その絵に感化されて邪念が清められる……といった絵こそ私の願うところのものである。
芸術を以て人を済度する。これ位の自負を画家は持つべきである。
                                  上村松園


※済度
1 仏が、迷い苦しんでいる人々を救って、悟りの境地に導くこと。
2 困難や苦労から救うこと。



おこがましいですが、そんな風が理想です。
でも、多くの「現代人の見たいもの」から程遠いのかもしれない、とかも思います。
別に救いなんか求めてないし、葛藤こそ見たいのかも、とか。

しかし、私を知っている人でも知らない人でも、少しでも賛同し、感動してくれる方がいるので、これもそう間違った考えではない、と続けることが出来ます。
今回の展示では、面識のない方からコメントやメールで感想を頂いて、感激しました。
どうもありがとうございました。
ちょっとは何か伝わってるのかも!ということに 本当に勇気づけられます。

悪くない方向性だとしても、足りないのは、有無を言わさないパワーだな!と痛感しました。
そのパワーがなんなのか・・・!深く深く追求していきたいです。


次の展示は来春、と ちょっと間が空きそうですが、じっくりやりたいと思います。



スポンサーサイト



| 展示 | 12:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://nakamurayukiartworks.blog74.fc2.com/tb.php/107-5ec40566

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT